第一保育期も残すところ、火曜日と水曜日だけです。各保育室では今まで使ってきた遊具等をきれいにしていました。年長さんは、明日の年長行事に向けて、「あ~でもない。こ~でもない。」「こっちのほうがいい。」等、友達と相談しながら、準備を進めていました。自分の考えが通らなかったとき、なかなか自分の考えを言えない時、衝突する場面もありますが、周りの子どもがその場をおさめたり、自分なりに折り合いをつけたりする姿に「年長さんになったね~。」と嬉しくなります。これからも、いっぱいいっぱい衝突することでしょう。そんな中で「これはしてはいけない。」「こうしたらよい。」等、学んでいきます。実体験こそが大切ですね。
年中さんが園長先生に紙芝居を読んでもらいました。
私たちは毎日たくさんの命をいただいています。肉、魚、野菜の命と引き換えに、私たちは生きています。しかし毎日の忙しさに気を取られると、そのありがたみも忘れがちになります。そしてもうひとつ、私たちが食事をするため、生きた動物たちを「解く」仕事をしている人たちがいます。「解く」とは、牛や豚といった動物を殺し、食肉解体作業をすることです。「いのちをいただきます~みいちゃんがおにくになるひ~」は、食肉解体を仕事にする方の体験をお話にしたものです。「生きることは食べること。」「食べることは誰かの命をいただくこと。」“あなたの命をいただきます”食べられることに感謝の気持ちを忘れず、食事したいですね。子ども達、とっても真剣に話を聞いていました。
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