園長室から

2020年10月1日
秋 本番!!

 朝晩、日中とずいぶんと過ごしやすくなり、季節がすっかり変わったことを感じる毎日です。気持ちのいい青空の下、子どもたちは、どんぐり拾いや虫探しなど秋らしい遊びを楽しんでいます。また、10日の運動会に向けて、鼓隊、かけっこ、ダンス、サーキット運動などに、一生懸命取り組んでいます。今年度は、観覧について、制限をさせていただきますが、何卒ご理解ください。

 さて、本日、10月1日は、「仲秋の名月」の日です。中秋(ちゅうしゅう)の名月とは、旧暦8月15日の十五夜にお月見をするならわしです。旧暦では7,8,9月を秋としており、その真ん中の日の8月15日を「中秋」と呼び、またその晩に上がる月のことを「中秋の月」と言っていました。 中秋の名月の別称である十五夜(のお月さま)もこの旧暦の頃の名残です。初秋は台風や雨も多いですが、そのあとは徐々に空気も冷たくなってきて、秋晴れが続きます。空も高くなり、月もきれいに見えるので、中秋の名月と呼ばれるようになりました。昔から日本人は、「お月見」を楽しんできたようです。

 「お月見」といえば「お月見団子」ですね。園では、給食に「お月見団子」をメニューに加えていただきました。お月見団子は地方によって実は形が異なります。関西では、関東のように、白くて丸いお団子ではなく、楕円のお団子にあんこがかかったお団子です。この形は里芋を模したものだそうです。

 満月は、明日の2日だそうですが、今夜、お子さんとお月様を眺めてみるのはいかがでしょうか?うさぎがおもちをついているようすが見えるかな?

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